日本語どうしなのに、子どもと話が通じない、噛み合わない。
想像していたものとはぜんぜん違う反応が返ってくる。
え?子どもって叱られたら、シュンとするものじゃないの??
赤ちゃんに毛が生えたような幼い頃から、月齢から考えても違和感のある反応(反撃)が返ってくることに、よく面食らっていました。
この記事では、診断に至るきっかけとなったできごと、我が子の診断前から現在までの様子を簡単にご紹介しています。
もしかして急げないの?
もしかして急ぎたくても、急げないってことなの?
ある日、ふと、漠然とそう思いました。
どんなに急かしても、到底急いでいるようには見えないのに、「急いでるよ!」と本人が言い張るというのが毎朝のルーティンになっていました。
ネットで調べてみて辿り着いたのが、ASDでした。
なるほど思い当たることばかり。。。
しばらく様子を見ていましたが、二次障害というものがあると知り、やはり専門家の力を借りて息子に向き合うべきだと考え、受診して、今に至ります。
なぜ急げないのか?の理由は、特性を知るにつれ、理解することができました。
わたしの「急いで!」という指示が息子には抽象的だったのです。
急ぐというのはどういうことなのか?が分からないし、知らないから動けなかったのです。
「走って取りに行ってきて!」
「歯磨きの手をもっと早く動かして!」
そんな風に伝える必要があったのです。
ご参考までに、診断を受けようと思った時点、赤ちゃんの頃、現在の様子を以下に記します。
診断当時の様子(目立った特性) ~小学生 低学年~
赤ちゃんのときの様子(目立った特性)
現在の様子
基本は変わりません。
定型発達ペースの5分の3くらいの成長ペースだと先生から言われていますが、息子なりのペースですくすくと成長しています。
まだまだ愛らしくて、とてもかわいいです。
※もちろん生意気だって言いますよ。
ご両親へお伝えしたいこと
診断前、診断直後などは不安に思っていらっしゃる親御さんも多いと思います。
でも、きっと大丈夫です!と声を大にして伝えたい。
みんな、どんな子も、それぞれのペースで成長していくだけだと思うのです。
あなたのお子さんは、これまで通り、かわいいあなたの子です。
なにも変わらないし、なにも変える必要がないと私は思います。
これまでの子育ての学びや気付きをこのブログでご紹介することで、同じ境遇の方のお役に立てたらうれしいです。