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今さら人に聞けないようなこと、誰も教えてくれないようなこと。
そういうことで悩んでいる人がいたら、チカラになりたいと思っています。
アルバイトなどで、はじめておつりを渡す場面になって、思うままに何となくおつりを出したら、怒られちゃうかもしれません。
そんなこと、誰も教えてくれないですもの。
知らなくってもおかしくないと思います!
今回はそんなおつりの出し方の暗黙のルールについてお伝えします。
238円のお買い上げで
1,000円を出されたら、あなたはおつりの硬貨をどう選ぶでしょうか?
暗黙のルール …おつりの出し方にも親切さが必要
おつりの出し方で親切かどうかを見られている?
どういうこと?
たしかに、1,000円-238円=762円に間違いありませんが、自由気ままにこんな風におつりを返すと、相手は困惑するかもしれません。
でも、世の中、暗黙の了解で以下のようにお返しすることになっています。
下の例の硬貨の組み合わせには実は規則性があります。
大きい硬貨から選んでいき、硬貨の枚数がいちばん少なくて済むパターンでおつりを出します。図で表すと、こんな感じです。
確かに、【例1】より、【例2】の硬貨の組み合わせのほうが硬貨の枚数が少なくて、渡されたほうは受け取りやすく、確認しやすいですよね。
そして何よりお財布が重たくなりません。
コンビニなどでは、自動で釣銭が出てくるシステムが導入されていて、こんな暗黙の了解も不要になる日がくるのかもしれませんが、覚えておいて損はありませんね。
まとめ
今回のおつりの例に限らず、暗黙のルールや了解が生まれる背景には、力関係(上下関係)があるよなぁと最近よく思います。
暗黙の了解は、強い立場(上の立場)の人のために生まれるんですよね。
強い立場の人のために、弱いほうの人があれこれと気を利かせてサービスする。
強い立場の人の「要求する手間」を省いてさしあげて、その上で強い立場の人にとってより良い状態になるようにすることです。
このおつりの例でいうと、お金を払ったお客さんが上で、おつりを返す店員さんが下。
より良いおつりの組み合わせは強い立場(上の立場)であるお客さんへのサービスなんですね。
以上、おつりの出し方にも暗黙のルールがある件についてでした。