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今さら人に聞けないようなこと、誰も教えてくれないようなこと。
そういうことで悩んでいる人がいたら、チカラになりたいと思っています。
『探し物』が苦手…と検索して、ここにたどり着いたあなたの役に立てるかもしれない情報をお届けします。
あなたが物を探すのが苦手なのは、こんな感覚でしょうか。
- 『探し物』への苦手意識が強く、探さなくちゃと思うだけで、パニックになってしまう。
- 探しても、なかなか見つけられず、毎日のように探すことに時間を費やしている。
上記が自分に当てはまると思ったなら、これからご紹介する内容でお役に立てるかもしれません。よかったらお読みください。
まず、今さら人に聞けない「探し物のやり方」からお伝えします。
今さら人に聞けない「探し物の探し方」
『探し物』が苦手だという自覚のあるあなたは、どんな探し方をしていますか?
もしかして、手を使っていないのではありませんか?
『探し物』は目の作業とイメージしているから、手を使わずに探し物をするという人がどうやらいるようです。でも、手を使わないと物はなかなか見つからないのです。
右往左往して、室内など、周辺の今あるがままの姿をただ眺め回すだけで発見しようとしている。
そんな探し方に思い当たる節があるようでしたら、次に『探し物』をするときには、手を使って、以下のような探し方を意識してみてください。
また “自分が『探し物』をよく発見する場所” を記録してリストアップしておくと、次回の『探し物』のときに役に立ちます。人間は同じようなことを繰り返す習性があるからです。
以下の図のようなものを作っておくと、『探し物』でパニックにならずに済むかもしれません。
朝の時間帯に探し物が発生すると、パニックがより強まります。そして、パニックしていると余計に『探し物』が見つかりません。
準備は前日の夜までに。
これが鉄則ですよ。そして前夜のうちに、以下のことを済ませましょう。
- 今日持って行ったバッグの中身をいったんすべて出します。
- 明日必要なものは、明日持っていくバッグに入れ直します。
- 明日必要のないものは、定位置に戻します。
※すべての物の住所を決めておきましょう。 - 明日必要なもので、見当たらないものがあれば、前夜のうちに探します。
はじめは面倒に感じると思います。でも、上記に要する時間より、実は『探し物』をしている時間のほうが圧倒的に長く、そして辛い時間だと断言します。
習慣づけてしまえば慣れてきて、やるべきことをやる時間はどんどん短縮されますし、困り事がなくなって毎日が楽になります。
学校や会社に遅刻すると、社会的信用や権利を失いかねません。
それは、あなたも知っていますよね。
だから、当日の朝に『探し物』が発生すると、パニックになるのです。
焦ってパニックになる ⇒ パニックしているから『探し物』がなかなか見つからない ⇒ 余計にパニックになる
という負のループに陥ってしまうのです。
怖い思いをしたくなければ、前夜のうちに準備をすませる習慣を身につけましょう。
先ほど、探し方のうまくない例として、周辺の今あるがままの姿をただ眺め回すだけと表現しましたが、『探し物』が苦手な人は、目の使い方にも少し工夫が必要かもしれません。
次に、誰も教えてくれない「探し物スキルの鍛え方」をご紹介します。
誰も教えてくれない「探し物が苦手の攻略法」
周辺の今あるがままの姿をただ眺め回すだけでは、探し物は見つけられません。
探し物を上手に見つけるには、スキルが必要です。
- 一度に見るエリアをなるべく広くする目の使い方で、探す効率を上げます。
⇒点で見るのではなく、なるべく大きい面で見るような意識で目を使います。 - 見るエリアを意識し、見たエリアを記憶することで、探す時間を短縮します。
⇒どこを見たか意識していないと、記憶できず、何度も同じ場所を探すことになります。
⇒室内なら、四方の壁を順番に見ていくような意識で、壁一面を見たら、次の面へ、そしてまた次の面へという具合に意識して、記憶していきます。
一度に見るエリアをなるべく広くする目の使い方【具体例】
『一度に見るエリアをなるべく広くする目の使い方』を具体的にご説明しますね。
小さいエリアに焦点をギュッと絞って、対象を見るのではなく、より広い範囲を見られるように焦点をフワっと緩めるイメージです。
スマホでピンチを広げて画面をズームすると見える範囲が狭められますよね。逆にピンチでつまむと見えている範囲は広がりますよね。画面をつまんで、より広範囲が見えるときのようなイメージを持ってください。
見る範囲を広げることで、探す時間の短縮につながります。
急にはできないかもしれませんので、少しずつ少しずつ練習して慣れていきましょう。図の左のように小さな視野から、ステップを踏んでだんだんと右のように視野を広げていけたらいいですね。
小さな視野で探していくのは、左の例で分かるように捜索作業の回数が多くなってしまうし、心的なストレスが高いですよね。探すのも、見たエリアを記憶するのもより困難になります。
また、視野を広げる練習方法があります。下図を見てみてください。
両手で指差しをして、腕を伸ばしたまま広げます。そして頭を左右に動かさずに固定したまま、両方の人差し指が視野に入るようにふんわりとぼんやりとものを見ます。最初は、腕を小さく広げて、慣れてきたらだんだん広げていくと感覚をつかみやすいかもしれません。
探したエリアを記憶しやすくする、壁を順番に見ていくような探し方【具体例】
次に『見るエリアを意識し、見たエリアを記憶する』の壁を順番に見ていくやり方を具体的にご説明します。
- 正面の壁をなるべく遠くから(後ろの壁に背を付けるくらいのイメージで)、広範囲で見る。
- 隣の壁に移動し、また同じように正面の壁をなるべく視野を広げて見る。
これを4回(壁4面分)繰り返します。
そして、それでも見つからないときは、先ほどの説明のように、手をつかって物を退かしながら探していきます。
ちなみに…探し物が苦手な人は、失くし物をしないように防止するのが重要です
探し物が苦手なのであれば、当たり前のことですが、そもそも、失くさない。
言うまでもなく、これが何より大事です。
ちなみに、なぜ物が失くなってしまうか考えたことはありますか?
物が失くなる最大の原因は、物の定位置を決めずに管理しているから
なのです。いつも置く場所を決めていて、いつも置き場所に戻す習慣が定着している人は、物を失くすことがあまりありません。
当たり前のことのようで、意外と意識していない場合があります。
偉そうに言っているわたしも、実は大人になってから気が付きました(恥)。
物の住所を決めて失くし物を防止する方法【具体例】
【例1】『フック』と『袋物』を活用して物の “住所(定位置)” を決める
小さいトートバッグや巾着などの『袋物』を、頻繁に持ち歩く物の “家(収納場所)” にします。
『フック』に何を引っ掛けるかを予め決めて “住所(定位置)” とします。
- 『フック』をいくつか用意する。
例)100均のS字フック、壁に備え付けるフックなど - 『フック』を設置する。
例)シェルフ(棚)などの引っ掛けられそうな場所にS字フックを設置 - 『袋物』をいくつか用意し、何を収納するか決める。
例)巾着袋をスキンケア・衛生用品入れにする。
⇒ “家(収納場所)” が決まりました。 - 各『袋物』に、決めた物をしまう。
例)スキンケア・衛生用品入れにした巾着袋に、ハンドクリーム、除菌スプレー、フリスク、常備薬 等を入れる。 - 各『フック』にどの『袋物』を引っ掛けるかを決める。
⇒マスキングテープなどで、ラベリングする。
⇒ “住所(定位置)” が決まりました。 - 物を入れた『袋物』を『フック』に掛ける。
『袋物』を “物の家(収納場所)” にすると、そのまま持って出かけられるので便利ですよ。
【例2】『小箱』を活用して物の “住所(定位置)” を決める
物を探すのが苦手な人は、そもそも失くさないために、物の住所を決めることがとても重要だということはお分かりいただけましたか?
頻繁に持ち歩く物だけでなく、家にいつも置いてある物についても、できれば全部 “住所(定位置)” 決めをすることをオススメします。
“住所(定位置)” を決めるとき、物をグループ化してひとまとめにすると思いますが、そのグルーピングの仕方がとても重要です。
例えば、靴下をしまうとします。
当たり前ですが、“靴下” とラベリング(ラベルをつけること)するのが一番分かりやすいに決まっています。
でも、大きな “家(収納場所)” だと、靴下だけではスペースが埋まらずに余ってしまって、一緒にパンツもしまおう!なんてことがよくあります。そうなると、ラベルは “肌着” になります。
つまり収納が大きくなればなるほど、ラベルが抽象的になります。
“靴下” が “肌着” になって、さらに “肌着” が “衣類” になったら、ラベルを見ても、何を収納したのかすぐには分からず、「あれ?あれはどこだっけ??」と探し回る羽目になったり、もしくは開かずの収納になったります。
ひとつの “家(収納場所)” に、ひとつの物
これが理想の在り方です。
細かな物は極力小さな “家(収納場所)” に格納することをオススメします。
瞬時になにが入っているかわかる表札(ラベル)が貼れる “家(収納場所)” に収納しましょう。
具体的には、小箱を活用して “住所(定位置)” を決めるのがおすすめです
カラフルなかわいい小箱を重ねて置いておけば、それだけでインテリアのアクセントになります。
また、引き出しの中にも小箱を設置して、ラベリングしておくと、引き出しの中がグチャグチャになりません。
そして、帰ってきたら、必ず今日使ったバッグの中身を出して、定位置に戻すことを徹底します。この作業をすることで、明日の『探し物』パニックが防止できることをお忘れなく。
「探し物」に限らず、わからないことがあったら、誰かに相談してよいのです。
大人になったって分からないことはあります。分からなくて困っているなら、一人で苦戦・奮闘しないで、サッサと誰かに教えてもらっちゃいましょう。
今は、ネットなどで様々なことが検索できる時代ですが、自分の求める情報がヒットするとは限りません。
ご両親など、本当に信頼できる人には、ストレートに聞いてしまいましょう。
「物を探すのがどうやら苦手みたい。どうやったら上手く探せるか具体的に教えてくれない?」
友だちなら、ちょっと恥ずかしくて聞きづらい場合もあるでしょう。そんなときは、こんなふうに言ってみてはいかがでしょうか。
「物を探すの苦手なんだよね、普段、物を探すときどんなふうにやってる?」
「へぇ~、うんうん、例えば?具体的には?」
誰に聞く場合も、具体的な方法を教えてもらえるように、上手く聞き出すことがポイントです。
また、なにかお役に立てそうなことがあったら、情報をアップしていきますので、良かったらときどき覗きにきてくださいね。