日本には、残念なことに大きくなった子どもとスキンシップをとる文化がほぼありませんが、わたしは永久にハグしたいと思っています。息子はどうかわかりませんが(笑)
求められれば、この先ずっとハグすると決めています。
今回は、その理由をご紹介するとともに、皆さんにもハグをおすすめしたいと思います。
ちなみに中学生になった息子は、回数は少なくなったものの、今でもハグを求めてくれます。
昔はわたしが抱きしめている感がありましたが、最近では同士のようなハグになってきて、なんだか息子に励まされているようです(笑)
外でがんばるASDっ子にとってハグは大切な癒し
実は小学生高学年にさしかかった頃、相変わらずハグやチューをしてくれる息子をこのまま受け入れていてよいものだろうか?と立ち止まったことがあります。
わたしは子離れできてないんじゃないか? 男の子は離れていくのが健全なんじゃないか? いつまでもベタベタするなんてマザコンみたい?
など、要するに世間一般の基準みたいなものを気にしていたのです。
でも思い返せば、小さい頃から、息子に『週末はなにしたい?』と聞くと『おうちで皆とゆっくりしたい。』と答えることがほとんどで、ソファーでスキンシップを取りながら、美味しいものを食べたり、テレビを見たりする時間が息子は大好きでした。
自分と感覚的にズレのある外の世界で親と離れて生きる時間は、小さな子どもには相当な負担だったからなのだろうと思います。
それを思うと、いくらでも癒やしてあげたい、世の中の基準なんかどうでもいいと思うようになりました。
子育てに基準なんてありません。 ママと子どもの掛け算で基準はそれぞれです。
ハグの幸せ効果に科学的根拠あり
“オキシトシン”という幸せホルモンがあるのですが、ASDタイプは、”オキシトシン”の血中濃度が低いそうです。
このオキシトシンをスプレーで経鼻投与する治療の研究なども進められているようですが、実はそんなことしなくても、“オキシトシン”はスキンシップにより分泌されることが分かっています。
ゆっくりと30秒くらいたっぷりハグする
ペットやぬいぐるみでも効果があるそうです。
“オキシトシン”には、心を落ち着かせる効果があるそうで、息子は本能でその必要性を知っているのかもしれません。
※ハグの対象が大好きな人・モノであることがポイント
科学的な話はさて置き、ハグが幸福感をもたらすことは誰もが知っています。
わたしのほうこそ幸せにしてもらっていますし、息子に拒否されない限りはハグしていきたいと思います。
わたしのハグでよければいくらでも!
これまでの子育ての学びや気付きをこのブログでご紹介することで、同じ境遇の方のお役に立てたらうれしいです。